本来のIPv6プラスへ IPv4 over IPv6
最近、夜になるとインターネットの速度が非常に遅く感じます。
すでにNTTもISP(Nifty)もIPv6の契約に変更しているので
フレッツ光ネクストなので理論値は1Gbpsのはずですが・・。
IPv6導入時に難しくてよくわからないことが多かったので
今回も色々と調べてみました。
結論は、IPv6は非常にややこしい。
通常のスピードテストサイトではIPv6の測定はできないので専用サイトで測ります。
実測は300Mbps程度の通信ができている。=IPv6として正しい状態
しかし通常のスピードテストサイトで測定すると1Mbps程度です。
実際にはこれが実力でした・・・。
自宅の装置設定は以下の通り
光回線 ―― ホームゲートウェイ(PR-500KI)―― ルーター(WR-1800HP2)―― パソコン
では、なぜ遅いのか?
<原因>
IPv6: IPoEでIPv6につながっている。
実際に見ているサイトはIPv6に対応したgoogleとYoutubeくらい
IPv4:ルーターのPPPoEからNTT網終端装置(ボトルネック)を通してISP経由インターネットに
繋がっている。普通に見ているサイトはこの経路。
つまりインターネットのほとんどのサイトはIPv4のPPPoE接続で見ているためIPv6にしている
利点はほとんど受けられずにNTTの混雑に巻き込まれたと思われます。
よくよく昔の自分のブログを振り返ると、ロケフリのためにIPv4のPPPoE接続にしていること
を思い出しました。他にもPS3対応の為もありました。
しかし、すでにロケフリもPS3も引退済みですので、もうこのためにIPv4のPPPoE接続に
こだわる必要はありません。
<IPv6プラスとは>
IPv6プラスはIPv6とIPv4 over IPv6を足したものです。(色々名称がありますが)
IPv4
over IPv6は簡単に言えばIPv4のサイトをIpv6の回線を使って接続するという
ものです。
この最大のメリットはNTT網終端装置(ボトルネック)を通らないということです。
<IPv6プラスの接続方法>
自分はすでに、NTTは「IPv6オプション」契約済み、Niftyは「IPv6プラス」契約済みです。
NiftyのIPv6の説明サイトをよく読んでみると、ホームゲートウェイが光電話対応ルーターのものだと
特に準備するものは必要ないようです。IPv6プラスに対応したルーターが必要と書いてあるサイトも
ありますが状況によって違うようです。
ということで、この時点でIPv4をPPPoE接続しているルーター(WR-1800HP2)のPPPoE接続
やめてローカルルーターモードにしました。
装置の接続順番は特に変えていません。
<結果>
ルーター(WR-1800HP2)の設定によって少し違いがありました。
1.IPv6ブリッジなし
PCからはIPv4で接続しているように見えます。
しかし、実際はルーター前まではIPv6で接続していて
ルーターでIPv4に変換しているようです。
こちらでも300Mbps程度のスピードがでます。
2.IPv6ブリッジモード
狙い通り、PCからIPv6の接続になります。
速度も300Mbps程度
IPv4/IPv6判定サイトでも完璧な結果が得られました。
スピードに差がないのでセキュリティ安全性の高いブリッジなしにしています。
これで目的の、高速インターネット環境となりました。
JANISフレッツ光接続判定ページで確認した結果です。
<コメント>
IPv6プラスはメリットだけではなく、オンラインゲームなどができなくなるなどのデメリットもあるようです。
いずれ、ほとんどの人がIPv6プラスになると、回線が遅くなる日が来るとは思います。
ただ、IPv6プラスに対応しているプロバイダーが今は少ないので、しばらくはこの環境で快適な
インターネット環境で過ごせると思います。
ただ、こんな記事もあるので将来は心配ですが・・・
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/110800954/
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